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2015年8月26日水曜日

ぼくの夏休み 2015.08.12 - 15 2/4days

夜半から雨が降り始め 降ったり止んだり繰り返す

雲に覆われているのは稜線だけで 高度を下げると晴れ間がみえるようだ

今日は高山植物を探しながら稜線を歩こうと思っていたけど

完全に雲の中なので 雨が降っているに違いない それに 雲の流れも早い

AM 06:07 高度を上げるにつれて 暗くなるし雨が強くなるし…

上がってくる人もいなければ 降りてくる人もいない 雨が滴る音しか聞こえない
カメラも濡れてしまうので とうとう仕舞ってしまった 無心で歩みを進めると
いつの間にか 稜線が目の前に現れた

辺りは真っ白 雨も結構降ってるし 風も強い 

地図に書いてある小屋があるから稜線だ 小屋の裏のわずかな軒下で 
しばらく雨風を凌いだ この時点で AM06:38 一日が終わるには早すぎる
なので こんな天気だが行けるところまでフラフラと歩いてみた 

樹林帯を抜けると 強い風に晒される 雨はそうでもないので 少しずつ

慎重に歩いていく 九十九折にてっぺんを目指すが てっぺんかと思いきや 
まだ九十九折が続いているの繰り返し すこしずつ飽きてきた 植物も少なくなり 
足場も平たい石ばかりになって不安定だし 風には煽られるし 周りは真っ白だし…
もういいので 下山です。

振り返ると下方も真っ白 時折 先程雨を凌いだ小屋が見えるので

それ程上がってきていないのだなぁとわかる 真っ白の向こうには 
どんな景色が見られるかは 次の機会に…

小休止した小屋へ戻ってくると 雲が晴れていて 少し眺望を得られた

めまぐるしく変わる雲の動きはとても臨場感があり 楽しいものだ 
動画を撮ったり 他の登山者と話をしたりして見送り 下山することにした

雨に打たれた山は瑞々しく美しい


晴れと曇りが混在した時の樹林帯の明暗は 素晴らしい


雨が止んできたので 鳥たちも集まっては散り 自由に飛びまわっている





稜線とは打って変わって 平和的な雰囲気 風が吹けば吹かれ

鳥が鳴けば耳を澄まし 日が差せば日を浴び 何に縛られることなく
ただ歩いていく


今日は早々にすることがないので 時間がある限り歩こう 

お昼はお気に入り小屋まで往復2時間かけて食べに行く 

それ以外は特にすべきことはない 山に耳を傾け 

目を凝らして過ごせばいずれ今日も日が暮れる 







至福の時 

静かな池畔 鳩時計 無線機の微かな機械音 行き交う野鳥


膨れたお腹で 勝手知った道をダラダラとテントへ帰る これもまた幸せな散歩だ

明日は別の地へ移動する 稜線へ上がって 尾根伝いに眺望を得ながら歩いていく予定だが
恐らくそれは叶わないだろう 
樹林帯を抜け 一旦ほんの20分位稜線に出て 樹林帯を歩いて宿泊地を目指す行程
悪天候の場合に予定してた行程で決まりだろう

14時頃には極上の野天風呂に入り テント内を整理したり  ラジオを聞いたりして過ごし 
今日はおしまい 明日は 流星群が見られるだろうか・・・


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